・実際に働いた人の本音が知りたい…
・高時給って本当?失敗した話も聞きたい…
・住居付き派遣ってどんな生活になるの…?
求人サイトには良い話が並びますが、実際に働いた人の本音を聞かないと不安は消えないはずです。
本記事は、当サイトがリモート面談で直接取材した派遣経験者の体験談を、テーマ別にまとめて紹介する記事です。
あわせて記事の後半では、派遣経験者を対象とした独自アンケート(n=19)で集めた声も紹介します。
月収100万円を実現した人もいれば、就業1週間前に契約を切られた人もいます。
体験談を横断して見えた結論はシンプルでした。
高時給は本当。ただし成功と失敗を分けたのは、派遣会社と担当者の選び方です。
この記事を読めば、下記を理解いただけます。
- 収入・住居付き・トラブルの「実際のところ」
- 成功した経験者と失敗した経験者の違い
- 体験談を踏まえた失敗しない始め方
成功例も失敗例も隠さずお届けします。
気になる体験談が見つかったら、各インタビュー記事への深掘りリンクからご覧ください。
経験者の体験談早わかり一覧


まずは、当サイトがリモート面談で取材した経験者を一覧で紹介します。
それぞれ働き方も、選んだ派遣会社も、得た結果も違います。
| 経験者 | 体験の核心 | 詳細 |
|---|---|---|
| トモさん(30代女性) | 1社のみ登録で後悔 | 記事へ |
| Nさん(30代女性) | 初日に担当者が同行 | 記事へ |
| Kさん(20代男性) | 兼業×有給買取15万円 | 記事へ |
| Aさん(20代女性) | 100店舗以上を経験 | 記事へ |
| Pさん(30代男性) | 冬場に月収100万円 | 記事へ |
| Tさん(30代女性) | 住居付き10ヶ月 | 記事へ |
| Aさん(20代女性)※ | 住居付きでホテル暮らし | 記事へ |
| Hさん(30代女性) | 就業1週間前に契約消滅 | 記事へ |
※トモさんは当サイト共同運営者の中田トモです。
※Aさんは100店舗経験の方と同一人物で、住居付き派遣編の第2弾インタビューです。
※時給・月収などの金額はすべて取材時点の値です。現在は変動している可能性があります。



取材は継続中!体験談が増えたら本記事も随時更新します!
ここからは、収入・住居付き・トラブルの3つのテーマに分けて体験談を紹介します。
読みたいテーマから読んでも、それぞれ独立して理解できる構成です。
収入のリアル|月収100万円は本当に可能?


派遣を検討するとき、まず気になるのはやはり収入ではないでしょうか。
取材で聞けた実際の数字を、誇張なしで紹介します。
冬場に時給5,000円|Pさんの月収100万円
管理薬剤師の経験を持つPさん(30代男性)の言葉です。
通常、派遣薬剤師としての時給は最低でも3,000円です。インフルエンザなどが流行る冬場になると時給5,000円くらいになることもあって、そうなると1ヶ月で100万円に達してしまうこともあります。
ただしPさんは、派遣を「できませんでした」という言い訳は一切通用しない即戦力の世界とも語っています。
高時給の裏には、抗がん剤・麻薬・透析など幅広い処方に対応できるスキルがありました。


時給交渉で年10万円の差|HさんとNさんの交渉術
収入は「もらう」だけでなく「交渉で上げる」ものでした。
Hさん(30代女性・派遣歴3年)は、契約更新時に業務範囲の拡大を材料に交渉しています。
業務範囲が広がるたびに50円ずつ上げてもらっていたのですが、時給50円でも年間で見ると約10万円の差になるので、交渉する価値は十分あると思います。
Nさん(30代女性)は、担当者に交渉を代行してもらい成功しました。
契約更新のタイミングで、担当者の方を通して「時給を数百円上げてもらえないか」と交渉をお願いできた点です。実際に上げてもらえた経験もあります。
時給交渉は個人で戦わず、担当者をプロとして使うのが成功パターンでした。
有給15万円の買取も|Kさんの兼業スタイル
フリーランスと派遣を両立するKさん(20代男性)には、こんな経験もありました。
有給休暇を買い取ってもらえた経験があります。15万円ほどになり、これは非常に助かりました。
※取材時のKさんによると、必ず買い取ってもらえる訳ではないとのことです。
単発・スポット派遣を組み合わせた働き方は、単発派遣の解説記事で詳しく紹介しています。


住居付き派遣のリアル|家賃ゼロ生活の光と影


「住居付き派遣」は、家賃・光熱費が会社負担になる働き方です。
実際に経験した2名の話からは、良い面も悪い面もはっきり見えてきました。
家賃も引越し代も全額会社負担|Tさんの10ヶ月
Tさん(30代女性)は、関東から中部地方へ移り10ヶ月暮らしました。
家賃、光熱費、初期費用(引越し、退去費用)はすべて会社(薬局側)持ちでした。(中略)自分でお金を払うことは全くありませんでした。
一方で、手痛い失敗もありました。
水回りの修理で焦って冷蔵庫に貼ってあったマグネットの業者を呼んだら、修理費10万円を請求されてしまいました。
指定業者なら会社負担で済んだ修理でした。
設備故障時の緊急連絡先と契約内容は、入居時に必ず確認する。
Tさんが身をもって学んだ教訓です。


スーツケース1つでホテル暮らし|Aさんの千葉2ヶ月
Aさん(20代女性)は千葉県で、ビジネスホテル暮らしの住居付き派遣を経験しました。
時給は当時4,000円〜4,500円程度。荷物はスーツケース1つだけでした。
ただし食費と洗濯代は自腹で、キッチンがないため外食頼りになったそうです。
身軽さならホテル、生活の安定ならアパートと、住居タイプで体験が大きく変わるのが2人の取材から見えた実態です。


トラブルと失敗のリアル|派遣会社は守ってくれるのか


良い話だけでは体験談とは言えません。
取材では、思わず言葉を失うトラブルも語られました。
就業1週間前の契約キャンセル|Hさんの担当者トラブル
最も深刻だったのがHさん(30代女性)のケースです。
4月から案件を依頼していたのに、担当者から連絡が来たのは5月半ば。
ようやく決まった職場は、直前で消滅しました。
就業1週間前に「やっぱりなしで」と突然キャンセルされたんです。
担当者に「どういうことですか」と問い詰めたら、「こちらも被害者なんですよ」と逆ギレされました。
真相は、Hさんの確定後に別の薬剤師が応募し、薬局が後から乗り換えていたというものでした。
Hさんはこの経験から、返信速度の低下はダメ担当者の危険信号という見抜き方を学びました。
担当者の交代は、意外とあっさり通ることも分かったそうです。


ゴミ屋敷店舗と人間関係の「運」|Aさんの100店舗
100店舗以上を経験したAさん(20代女性)も、ハズレ店舗を引いています。
物が散乱しているゴミ屋敷のような店舗に当たったこともあり、こればかりは運としか言えません。
それでもAさんが100店舗を渡り歩けた理由は、心構えにありました。
どんなに暇な時でも「何かお手伝いすることはありますか」と尋ねる積極的な姿勢が大切です。
この姿勢が評価され、薬局から直接次のオファーが来ることもあるそうです。


担当者ストレスと1社登録の後悔|トモさんの実体験
当サイト共同運営者の中田トモも、派遣で苦い経験をしています。



就業時間を知っているはずなのに電話をしてくる、こちらから連絡しても繋がらない、伝えられた初日の出社日が違う、などなど…。
有給休暇が取れず、派遣会社の研修制度(e-Learning)の存在を1年後に知らされたこともありました。
それでも比較する相手がいなかったのは、登録が1社だけで、担当者を比べる選択肢がなかったからです。


派遣のデメリット全般はデメリット7つの解説記事で体系的にまとめています。


体験談に共通する教訓|成功者と失敗者を分けた3つの違い


ここまでの体験談を横断すると、共通する教訓が3つ浮かび上がります。
教訓1|複数登録で比較した人が満足している
これは取材で最も多く聞かれたアドバイスです。
- トモさん|1社のみ登録を後悔
- Hさん|比較せず決めて時給2,000円台
- Pさん|同じ求人で会社間200円の時給差
同じ求人でも会社で時給が違う以上、比較しないこと自体が損失になるのが派遣の構造です。
複数登録のやり方は複数登録の解説記事で詳しく紹介しています。


教訓2|担当者の見極めが職場の質を決める
Nさんは「この薬局はおすすめしません」と正直に言う担当者に出会い、成功しました。
埼玉での勤務初日に、北海道の担当者さんがわざわざ一緒に来てくれました。知らない土地での不安が、そのおかげで一気に吹き飛びました。
一方Hさんは、案件の依頼を1ヶ月以上放置された末に、確定した職場を就業1週間前にキャンセルされ、担当者に逆ギレまでされる経験をしました。
独自アンケートでも、派遣会社の満足を分けていたのは担当者の対応でした。
私の希望する就労の条件を丁寧にヒアリングして下さり、希望通りの求人を探して下さいました。さらに就労後は定期的に面談の時間を作って下さり、派遣先での疑問や不安にも答えて下さいました。
同じ「派遣会社」でも、担当者次第で体験は天と地ほど変わるのが取材とアンケートを通じた結論です。
教訓3|重要な連絡はテキストで残す
Hさんは服装の連絡を電話だけで済まされ、運動靴指定を知らずサンダルで出勤してしまいました。
以来、服装規定などは具体例を挙げて自分から質問し、記録に残しています。
「言った・言わない」を防ぐには、LINEなど文面でのやり取りを徹底するのが自衛策です。
体験談を踏まえた失敗しない始め方


体験談から学べる始め方は、3ステップに集約できます。
高時給・スキマ時間・住居付きなど、目的によって選ぶべき案件も会社も変わります。
Kさんは兼業との両立、Aさんは多様な処方経験と、成功した経験者は目的が明確でした。
目的が曖昧なまま始めると、紹介された案件の良し悪しを判断できません。
同じ求人でも、会社によって時給が違うことが取材で繰り返し語られました。
トモさんとHさんが後悔したのは、比較せず1社で決めたことです。
比較対象を持つことが、時給交渉の武器にもなります。
案件の質より先に、担当者の質が働きやすさを左右します。
返信が早く、デメリットも正直に伝えてくれる担当者なら安心です。
逆に、返信が遅くなってきた担当者は危険信号でした。
経験年数の目安は、取材でも意見が分かれました。
Aさんは「半年ほどの調剤経験があれば」、Pさんは「調剤経験は5年はあった方がいい」という意見です。
どちらが正しいというより、挑戦する案件の難易度を経験値に合わせて選ぶのが現実的な答えだと考えています。
どの派遣会社から登録すべきか迷う方は、下記の記事を参考にしてください。
取材とアンケートの計27名の声をもとに、目的別のおすすめ5社を比較しています。


派遣薬剤師の体験談に関するよくある質問


最後に、派遣薬剤師の体験談に関するよくある質問を紹介します。
まとめ|体験談が教えてくれる派遣成功の条件
経験者の体験談から見えた派遣薬剤師のリアルをまとめます。
- 高時給は本当(時給3,000円台が基本、冬場5,000円・月収100万円の例も)
- 住居付き派遣は家賃ゼロの大きな魅力と、自己管理が必要な現実の両面がある
- トラブルの多くは担当者起因で、見抜き方と対処法がある
- 成功者に共通するのは複数登録での比較と、テキストでの記録
派遣という働き方そのものより、どの会社の、どの担当者と組むかが満足度を決めていました。
これから派遣を始める方は、経験者と同じ後悔をしないために、複数の派遣会社を比較するところから始めてください。
取材とアンケートをもとにした比較は、下記のおすすめ5選にまとめています。









