・住み込みの派遣って本当にあるの?
・家賃や生活費は誰が払うの?
・どこの派遣会社で探せばいい?
派遣薬剤師の「住み込み」は実在します。
ただし多くの場合、それは会社の寮ではありません。
派遣先や派遣会社が用意したアパートやビジネスホテルに滞在しながら、数週間から数ヶ月のあいだ働くという形が中心です。
当サイトでは、派遣を経験した薬剤師の方へのリモート面談取材と、独自アンケートを実施しています。
そのなかには、アパートに住み込んだ方と、ホテルに滞在しながら働いた方の両方が含まれます。
住み込み派遣で本当に知るべきなのは、時給よりも「生活の中身」です。
- 家賃と光熱費は誰が払うのか
- 荷物はどれだけ持っていくのか
- 自宅の家賃は二重払いになるのか
- 設備が壊れたときの修理費は誰が負担するのか
この記事では、求人票には載らないこうした実態を、実際に経験した薬剤師への取材をもとに解説します。
あわせて、住居付き求人の探し方と、派遣会社に確認しておくべきことまでまとめました。
派遣薬剤師の「住み込み」は実在する|まず言葉の整理から


結論から言うと、派遣薬剤師の住み込みは実在します。
ただし「住み込み」という言葉から想像されるような、職場の敷地内に住んで働く形とは違います。
実際には、勤務先の近くに用意された住まいに一定期間滞在しながら働く、という働き方が中心です。
ここで最初につまずきやすいのが、呼び方が一つに定まっていないことです。
求人票では「住居付き」「寮・社宅あり」「宿泊費支給」など、複数の言い方で表記されます。
探すときに言葉を一つに絞ってしまうと、条件に合う求人を見逃してしまいます。
「住み込み」「住居付き」「寮・社宅」は何が違うのか
それぞれの言葉が指している中身を整理します。
| 呼び方 | 実際の中身 |
|---|---|
| 住み込み | 遠方に滞在して働く形の総称 |
| 住居付き | 住まいが用意された派遣求人 |
| 寮・社宅 | 会社が借りたアパートが多い |
| 家具家電付き | 生活家電が備わった物件 |
呼び方は違っても、実態は「勤務先の近くに住まいが用意される」という点で共通しています。
なお、企業が自社で所有している昔ながらの「寮」に入るケースは、派遣ではほとんど見られません。
多くは、薬局や派遣会社が賃貸物件を借り上げて用意しています。
派遣会社が用意する住まいは大きく3つ
取材で確認できた住まいの形は、次の3つに分かれます。
| 形態 | 特徴 | 向く期間 |
|---|---|---|
| アパート | 家具家電付きの物件 | 数ヶ月の長期 |
| ホテル | 荷物が最小限で済む | 数日〜数週間 |
| 宿泊費の精算 | 自分で宿を選び後日精算 | 単発・短期 |
今回取材したのは、この形態が異なる2名の薬剤師です。
アパート(レオパレス)に10ヶ月住み込み、あわせてホテル滞在の派遣も経験したTさん。
そして、千葉県でビジネスホテルに2ヶ月滞在しながら働いたAさんです。
同じ「住居付き」でも、アパートかホテルかで生活の負担はまったく変わります。
この違いが、この記事の中心テーマです。
どんな人が選んでいる働き方なのか
取材した2名は、いずれも「一度は経験してみたかった」「空白期間を埋めたかった」という動機で始めています。
Tさんの場合は、正社員を退職した後の空白期間がきっかけでした。
もともと正社員で働いていたのですが、退職日と次の予定との間にどうしても2ヶ月ほどのズレができてしまったんです。
「この空白の2ヶ月をどうしよう」と考え、その穴埋め的な感覚で、まずは派遣をやってみようと思ったのがスタートでした。
期間を区切ってまとまった収入を得たい方や、生活の場所そのものを変えてみたい方に選ばれている働き方だと言えます。
住居付き派遣のリアルな生活実態|経験者に取材


ここからが、求人票を何度読んでもわからない部分です。
住居付き派遣を検討するとき、どうしても時給の高さに目が向きます。
しかし実際に経験した2名の話を聞くと、満足度を左右していたのは時給ではありませんでした。
費用の負担範囲、荷物の量、職場までの移動手段、そして自宅をどうするか。
こうした生活の中身こそが、住み込みを続けられるかどうかを決めていました。
家賃・光熱費・引越し費用は誰が負担するのか
取材でわかったのは、費用の負担範囲は住まいの形によって差があるということです。
まず、アパート(レオパレス)に10ヶ月住んだTさんのケースです。
家賃、光熱費、初期費用(引越し、退去費用)はすべて会社(薬局側)持ちでした。
家具家電も基本的に全てついていました。自分の荷物を送る宅急便代も負担してくれたため、イレギュラーな出費も含めて、自分でお金を払うことは全くありませんでした。
一方、千葉県のビジネスホテルに2ヶ月滞在したAさんは、少し事情が違いました。
ビジネスホテルなので、家賃・光熱費・Wi-Fi代は会社負担で無料です。交通費は赴任時と帰任時の往復分が出ました。
自己負担だったのは「食費」と「洗濯代」です。キッチンがないため自炊ができず、近くにスーパーもなかったためコンビニや外食頼りになり、食費は高くつきました。洗濯もコインランドリー利用なので小銭がかかりましたね。
家賃や光熱費が会社負担でも、滞在中の食費や雑費は自己負担になります。
そして、その負担の重さは住まいの形で変わります。
2名のケースを並べると違いがはっきりします。
| アパート(Tさん) | ホテル(Aさん) | |
|---|---|---|
| 家賃・光熱費 | 会社負担 | 会社負担 |
| 引越し・送料 | 会社負担 | 荷物が少なく不要 |
| 食費 | 自炊できる | 外食が中心になる |
| 洗濯 | 室内で対応 | コインランドリー |
キッチンのないホテル滞在では、自炊ができないぶん食費が想定より膨らみます。
時給の高さだけで判断すると、この出費を計算に入れそこねます。
※上記は取材した2名の実例です。負担の範囲は求人ごとに異なります。
修理費10万円が自腹になったトラブル
住居付き派遣で見落とされがちなのが、設備が壊れたときの対応です。
Tさんは、この点で実際に大きな損をしています。
水回りが故障したことがあり、修理費用で痛い失敗をしました。焦って冷蔵庫に貼ってあったマグネットの業者を呼んだら、修理費10万円を請求されてしまいました。
後日、薬局とレオパレスに相談しましたが、「指定業者なら会社負担で済んだが、外部業者での修理は自己負担になる」と言われ、全額自腹で支払うことになりました。「設備故障時の緊急連絡先」や契約内容は、入居時に絶対に確認しておくべきだと痛感しました。
この10万円は、防げた出費でした。
入居した日に「壊れたときはどこに連絡するのか」を一度確認しておくだけでよかったのです。
住居付き派遣では、入居したその日のうちに「故障時の連絡先」を確認してください。
「家具家電付き」でも足りないものがある
求人票に「家具家電付き」と書かれていても、生活に必要なものが全部そろっているとは限りません。
Tさんは、住み始めてからこれに気づきました。
炊飯器がありませんでした。家具家電付きといっても完璧ではないので、事前の「ないものチェック」は必須です。私は電子レンジでお米が炊ける容器を買って対応しました。
また、布団や枕の準備がされておらず、住み始めに困ったこともありました。本来は薬局が準備しているものなので、派遣会社経由でも良いので「準備物が確実に揃っているか」を確認するのは重要だと思います。
これはTさん個人の運が悪かったという話ではありません。
Aさんも、友人のアパート滞在について同じことを話しています。
友人は「レオパレス」が用意されていました。家具家電付きアパートではあったものの、布団や炊飯器などがなく現地調達したり、生活用品をダンボールで送ったりと、引越しの負担が大きかったようです。
契約前に「布団はありますか」「炊飯器はありますか」と品名を挙げて確認するのが確実です。
「家具家電付きですか」という聞き方では、この差は見抜けません。



「家具家電付き」の中身は物件ごとに違います!
荷物はどれくらい持っていくのか
荷物の量も、住まいの形でまったく変わります。
ビジネスホテルに滞在したAさんは、驚くほど身軽でした。
私は会社が用意した「ビジネスホテル」でした。そのため、荷物はスーツケース1つ(着替えと仕事道具)だけで済みました。
「一度買ったら次の派遣先にも持っていかないといけない」という大変さがあるので、身軽さをとるならホテルが断然楽だと感じました。
荷物を増やしたくない方や、いくつもの土地を回ってみたい方には、ホテル型のほうが向いています。
ちなみに、Aさんが「持って行ってよかった」と挙げたのは次の2つでした。
ホテル暮らしで持って行ってよかったものは「加湿器」と「パジャマ」です。ホテルの乾燥対策と、リラックスできる部屋着は必須でした。
また、スーパーが遠い場合に備えてカップラーメン等を買い込んでおくのも地味ですが重要です。
車は必要か|地方エリアでの移動手段
地方の住居付き派遣で最大のリスクは、時給ではなく「移動手段」です。
Aさんは、あえて地方を避けて千葉県を選んでいます。
その理由が、まさにこの移動手段の問題でした。
関東エリアを選んだ理由は、あまりにも田舎に行くと生活が不便だという話を友人から聞いていたからです。
かなりの僻地に行った友人の話ですが、薬局まで徒歩30分かかるのに電車もバスもなく、自転車を買うお店もレンタル屋もない…という状況で、毎日歩くのが大変だったそうです。
ところが、Tさんの住まいは職場のすぐ近くでした。
住む場所(物件)は薬局側が契約しているレオパレスであり、自分では選べませんでした。
応募するまで詳細は分かりませんでしたが、私の場合は店舗まで歩いて5分くらいの場所だったので、通勤は非常に楽でした。
2名の話から見えてくるのは、住まいと職場の距離には当たり外れがあり、しかも応募前にはわからないことが多いという現実です。
Tさんも「応募するまで詳細は分かりませんでした」と話しています。
だからこそ、応募前に「住まいから職場までの距離」と「最寄りのスーパーまでの距離」を必ず聞いてください。
この2つを確認するだけで、赴任後の生活の質は大きく変わります。
地方で派遣薬剤師として働くことを検討している方は、「地方でも派遣薬剤師は可能」も合わせてご確認ください。


人間関係には「運」の要素がある
住居付き派遣は、住まいと職場がセットになっているぶん、合わなかったときに逃げ場が少ない働き方でもあります。
私の店舗は人数が少なく、ギスギスした感じもありませんでした。他の住居付き派遣を経験した友人の話では、地方では派遣薬剤師を歓迎してくれるムードがあり、居酒屋に連れて行ってくれたりと良好な関係だったそうです。
ただ、こればかりは「運」です。別の友人は中国地方の派遣先でいびられてしまい、1ヶ月耐えたものの限界で店舗変更・引越しを余儀なくされたケースもありました。住居付きでも通常の派遣同様、人間関係はピンキリです。
注目したいのは、この友人が「店舗変更・引越し」までたどり着いている点です。
合わなかったときに店舗変更を相談できるかどうかは、派遣会社の担当者次第になります。
住居付き派遣とホテル滞在の両方を経験した方の話を詳しく知りたい方は、「住居付き派遣とホテル宿泊派遣の両方を経験した薬剤師が語るリアルな生活実態」も合わせてご確認ください。


ホテル滞在型の派遣はどんな働き方か


住居付き派遣には、アパートに住むのではなく、ホテルに滞在しながら働く形もあります。
Tさんは、1泊2日の単発から1週間の滞在まで、この働き方を何度も経験しています。
前泊が発生する1泊2日の単発もあれば、1週間くらいホテルに滞在して働く案件もありました。
住居付き派遣と同様に、求人票にホテル費用を負担してもらえる旨が記載されている求人に応募することで、このような働き方が可能です。
お金の流れも、アパート型とは違います。
ホテル型では、いったん自分で支払ってから後で返してもらう形になります。
交通費の支給枠内でホテル代をまかなう形です。新幹線代とホテル代を自分で立て替えて支払い、後で経費精算する流れです。
私は朝食付きが良いので東横インを選んだりして、プチ旅行気分で楽しんでいました。住居付きとは違い、予算内であれば自分で宿泊先を選べるのがメリットですね。
宿泊先を自分で選べる代わりに、一度は自分で立て替える必要があるという点は理解しておきましょう。
新幹線代とホテル代となると、それなりの金額を先に用意することになります。
アパートとホテル、どちらを選ぶべきか
ここまでの2名の話を踏まえて、違いを整理します。
| アパート型 | ホテル型 | |
|---|---|---|
| 荷物 | 段ボールの発送も必要 | スーツケース1つ |
| 期間 | 数ヶ月の長期向き | 数日〜数週間向き |
| 自炊 | できる | できず食費が増える |
| 宿の選択 | 選べない | 予算内で選べる |
数週間以内の短期ならホテル型、数ヶ月の長期ならアパート型が現実的です。
期間が長くなるほど、外食続きの負担と食費が重くのしかかってくるためです。
ホテル暮らしの住居付き派遣を詳しく知りたい方は、「ファルメイトの住居付き派遣で時給4000円生活をした薬剤師の体験談」も合わせてご確認ください。


住居付き派遣のメリットとデメリット


住居付き派遣には、大きな魅力と、無視できない負担の両方があります。
当サイトでは、そのどちらも隠さずに整理します。
まず、取材で語られた良い面と負担を一覧で整理します。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 家賃と光熱費がかからない | 自宅の家賃が二重負担になる |
| 時給が高めに設定される | 自宅を空けるストレスがある |
| 知らない土地で生活できる | 設備の故障で出費が出る |
生活コストが大きく圧縮される
家賃と光熱費が会社負担になるため、滞在している間の固定費がほとんどかかりません。
Tさんのケースでは、引越し費用や荷物の送料まで負担されていました。
同じ月収でも、手元に残る金額は通常の派遣より大きくなります。
時給が高めに設定される傾向がある
Tさんは、通常の派遣との違いをこう話しています。
住居付き派遣の時給は少し高かった記憶があります。
千葉県で働いたAさんは、より具体的な金額を教えてくれました。
時給は通常の派遣より高めで、当時は4,000円〜4,500円程度でした。
※Aさんの取材時点(2025年11月)の金額です。時給の相場は時期や地域によって変動します。
知らない土地での生活そのものが目的になる
収入面だけでなく、この働き方そのものを楽しんでいる人も少なくありません。
旅行好き、新しい出会いが好きな人には最適です。友人は派遣先で同年代の薬剤師と仲良くなり、休日に観光したり、契約終了後も互いの地元を行き来したりと交流が続いています。
また、冬場はスキー場近くのエリアで募集が増えるため、ウィンタースポーツ好きがこぞって応募することもあるそうです。
自宅の家賃が二重負担になる
ここからは負担の側です。まず、最も見落とされやすいのが自宅の家賃です。
赴任先の家賃が無料でも、元の自宅の家賃は毎月かかり続けます。
友人の多くは「家賃がもったいない」と言いつつも契約を残したまま(倉庫代わりにして)全国を回っています。
中には、平日は地方で働き、週末だけ関東の自宅に帰ってくるという働き方をしている友人もいました。
滞在先の家賃が無料でも、自宅の家賃を払い続けるなら実質的な負担は残ります。
時給の高さに目が向く前に、この二重負担を差し引いた金額で計算しておきましょう。
自宅を長期間空けることへのストレス
Aさんは延長の打診を受けながらも、2ヶ月で終了しています。
理由はお金ではありませんでした。
延長の話もいただきましたが、2ヶ月で終了しました。理由は、やはり自宅を離れての生活に少しストレスを感じたことと、自分の家を長期間空けるのが心配だったからです。
環境の変化そのものが負担になる方もいます。
環境の変化に弱い人(枕が変わると寝られない等)はストレスが溜まるかもしれません。
設備トラブルで想定外の出費が出る
Tさんの修理費10万円のケースがこれにあたります。
契約内容の確認を怠ると、家賃が無料でも思わぬ出費が発生します。
住居付き派遣は「家賃がかからない働き方」ではありますが、自宅の家賃と設備トラブルの2つを計算に入れて判断してください。
住み込み・住居付きの求人はどこで探すのか


住居付きの求人は、一般の求人検索では見つけにくいことがあります。
理由は単純で、表記が「住居付き」「寮・社宅あり」「住宅手当あり」「宿泊費支給」と分かれているためです。
検索する言葉を一つに絞らず、複数の表記で探すのが基本です。
担当者に確認すべき4項目
求人票を読むだけではわからない部分は、必ず派遣会社の担当者に確認します。
取材からわかった、確認漏れが起きやすい項目は次の4つです。
| 確認項目 | 確認する理由 |
|---|---|
| 住まいの形態 | 荷物の量が大きく変わる |
| 費用の負担範囲 | 光熱費や送料まで含むか差がある |
| 故障時の連絡先 | 自己負担のリスクを避けるため |
| 職場までの距離 | 移動手段の有無に直結する |
とくに「故障時の連絡先」は、Tさんが10万円の自己負担を経験した項目です。
契約前に必ず聞いておきましょう。
なお、取材した2名は、それぞれ違う派遣会社で住居付きの案件を見つけています。
どちらが正解というより、探し方に個性があると考えてください。
Tさんが利用した「ヤクジョブ.com」
アパートに10ヶ月住み込んだTさんが、住居付きの案件で利用したのが「
初めて登録した派遣会社は「ヤクジョブ.com」であり、友人からの紹介がきっかけでした。
Tさんは、この会社について「対応がとても丁寧だった」と評価しています。
ヤクジョブ.comは1996年創業で、当サイトがおすすめする5社のなかで最も歴史のある会社です。
公式サイトには住宅手当ありの求人を集めた特集ページもあり、住まいの条件から探しやすい設計になっています。
住まいや福利厚生の条件を重視して探すなら、まず登録しておきたい1社です。
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Aさんが利用した「ファル・メイト」
一方、千葉のホテルに2ヶ月滞在したAさんが使ったのは「ファル・メイト
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探し方が少し変わっています。
公式LINEやTwitter(X)で住居付き案件の情報が流れてくるので、それを見て応募したり、担当者に紹介してもらったりしました。
他の派遣会社(ファーマプレミアムなど)も使っていましたが、住居付き案件の情報量はファルメイトが多かった印象です。
ファル・メイトは全国13拠点を持つ、薬剤師の派遣を専門にしている会社です。
これは当サイトがおすすめする5社のなかで最も多い拠点数です(各社公式サイトの公表値・2026年7月確認)。
地方の高年収・高時給の案件も多く扱っているため、遠方への赴任を考えている方には有力な選択肢になります。
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※最低時給保証の対象は関東・関西エリアです(関西は2,700円)。地方エリアの時給は案件ごとに異なるため、登録後に担当者へご確認ください。
1社に絞るか、複数登録するか
ここは、取材した2名で意見が分かれました。理由は、2人の目指す働き方が違うためです。
Aさんは、1社で十分だという立場です。
住居付き派遣で全国津々浦々を回ることも可能ですし、使う派遣会社もあれこれ登録せずファルメイトだけで十分かなと思います。
一方、Tさんは複数登録を勧めています。
行きたいエリアが広がるほど、1社では求人が足りなくなるという理由からです。
私はヤクジョブ.comのみでしたが、もし全国津々浦々に行きたいのであれば、求人のフォローエリアが広い「ファルマスタッフ」などの全国対応の派遣会社も併用していくのが良いと思います。
そしてTさんは、会社選びよりも大事なこととして、次の点を挙げました。
住居付き派遣に限らず、派遣薬剤師をする上で「担当者」との相性はすごく大事です。同じ求人でも担当者の対応次第で印象が変わります。登録するまで相性は分かりませんが、もし合わないと思ったら「担当者の変更」を相談するのも一つの手だと思います。
担当者との相性は、登録してみないとわかりません。
だからこそ、2社に登録して担当者を比べてみるのが、遠回りに見えて確実な方法です。
どの派遣会社に登録するか迷っている方は、「薬剤師の派遣会社おすすめ5選|未経験向け失敗しない選び方」も合わせてご確認ください。


住居付き派遣に向いている人・向いていない人


続いては、住居付き派遣に向いている人・向いていない人をご紹介します。
向いている人
- 一人で行動することが苦にならない方
- 知らない土地での生活を楽しめる方
- 旅行や新しい出会いが好きな方
- 期間を区切って集中的に稼ぎたい方
- 荷物を増やしたくない方
Tさんは、向いている人の条件をこう表現しています。
知らない土地に一人で行くことになるので、「一人で行動できる人」「孤独を楽しめる人」ですね。トラブルも含めてその土地での生活を楽しめる人なら、全国どこでもやっていけると思います。
向いていない人
- 環境が変わると眠れなくなる方
- 自宅を長期間空けることに不安がある方
- 家族の事情で自宅を離れられない方
- 自炊しないと食費が気になる方
住居付きにこだわる必要はありません。
向いていないと感じたなら、通勤圏内で高時給の派遣を探すほうが満足度は高くなります。
住居付き派遣に関するよくある質問


住み込み・住居付きの派遣についてよくある質問にお答えします。
まとめ|住み込み派遣は契約前の確認で成否が決まる
派遣薬剤師の住み込みは、たしかに実在します。
ただし求人票の「住居付き」という言葉だけでは、その中身までは判断できません。
取材からわかった要点を整理します。
- 住まいはアパート・ホテル・宿泊費精算の3形態
- 家賃と光熱費は会社負担でも、食費や雑費は自己負担になる
- 「家具家電付き」でも布団や炊飯器がない場合がある
- 故障時の連絡先を確認しないと修理費が自己負担になる
- 自宅の家賃が二重負担になる点は事前に計算しておく
住居付き派遣で失敗しないための分かれ目は、契約前にどれだけ確認したかです。
住まいの形態、費用の負担範囲、故障時の連絡先、職場までの距離。
この4つを担当者に聞いておくだけで、今回の取材で語られたトラブルの多くは防げたはずです。
そして、この4つを面倒がらずに調べて答えてくれる担当者かどうか。
それこそが、住居付き派遣における会社選びの判断軸になります。
担当者との相性は、登録して話してみるまでわかりません。
まずは登録して、住まいの条件や不安な点をそのままぶつけてみてください。
その受け答えが、あなたにとって最初の判断材料になります。
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どの派遣会社が自分に合うか迷っている方は、「薬剤師の派遣会社おすすめ5選|未経験向け失敗しない選び方」も合わせてご確認ください。
当サイトが派遣経験者の声をもとに、選び方を紹介しています。














